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変額年金保険の選び方 受取期間編
変額年金保険に加入する場合、受取期間は契約の段階で決定します。終身保険の場合は、亡くなるまで受け取ることができます。一方、確定年金や有期年金の場合は、受取を終了する時期が決まっています。まさに限定での年金なのです。
変額年金保険において、この受取期間は非常に重要です。たとえば、75歳までという期間での有期年金として契約した場合、75歳以降になり、まだ存命という場合は、個人年金なしでの生活という事になります。
その頃になれば医療費もかさむため、かなり厳しい生活が強いられることになると覚悟しなくてはならないでしょう。終身での変額年金保険であれば、そういった心配はしなくてすみます。長生きすることにリスクを背負うような生き方はしたくないという人であれば、終身コースがお勧めです。
ですが、当然終身年金の場合は保険料がかなり高めです。いくら安心を買うといっても、現実的には厳しいという人もかなり多いでしょう。それくらい高い保険です。ですので、受取期間に関しては元々選択の余地がない、というケースが目立ちます。
こういった点も、変額年金保険における改善すべき点といえるでしょう。年金は老後の生活を保障するための制度なので、そこに不安を与えるような情況はあまりよろしくありません。選択肢の幅を広げられるような支払方法を検討してほしいところですね。保険料や保険金の支払いは、今後見直していくべき点かと思われます。
変額年金保険の選び方